こんにちは!
今回は、念願の富士山に登ってきましたので、記録に残しておこうと思いブログを書きました。
「一度は富士山に登ってみたい!」
「富士山に登る予定がある!」
という方は是非参考にしていただければと思います♪
富士山に登るためには事前準備が必要!
今回私は日帰りで富士登山をしたので、日帰り富士登山を考えている人に参考になればと思います!
入山には入山料と事前テストが必要なので要注意!
まず、富士山は2025年から入山するのに入山料4,000円が必要になりました。
今まで料金がかからなかったと思うと高く感じますよね…。
大雨での富士登山はきついので、1.2日前に天気予報をチェックして快晴だったら手続きをすると決めておくといいかもしれませんね♪
※当日でもできますが、入山料の支払いと合わせて、ルール・マナー学習も必要となるので事前に行っておくことを推奨します。
▼支払い~事前テスト~当日の入山までの流れ
【事前準備】
- Webサイトにアクセス
- 静岡県公式アプリ「静岡県FUJI NAVI」をインストール(無料)
- 登山情報登録
- 入山料の支払い
- 事前学習(eラーニング)とテストの実施
- 入山証の取得
【当日】
- 当日、現地で入山証を提示
- リストバンドを受け取る
- 入山
日帰り富士登山で準備するもの

富士登山には、快晴で日照りが強い2025年7月19日(土)に登りました。
富士登山当日の気温が気になる方は下記よりご確認ください♪
当日のリュックの中身
・レインコート(上下別)
今回は使いませんでしたが、山の天気は変わりやすいので必須ですね。
風が冷たいので、寒くなったときに羽織れるので持っていくのをおすすめします。
・飲み物2リットル
実際には1.5リットル程度飲みましたが、頭痛になったので水分が足りなかったかもしれません。2リットルあれば日帰り登山では充分だと思います。
・現金(現金)
駐車場から5合目入口までのバス代(PayPayでも支払えるそうだが、現金の方が安心。約2,400〜3,000円程度。ルートによって異なる。)
✓トイレの利用(富士山でのトイレには300円一律でかかる)
✓休憩エリアでの購入(各号での休憩エリアで売店があるので購入する場合は必要)
・軍手
必須ではないですが、岩がたくさんあって手が汚くなりやすいのであるといい。
寒くなったときに軍手があるとあたたかい。
・携帯
富士山ではどこでも電波が繋がるので持っていきましょう。緊急時の連絡がすぐできます。
・タオル
大量の汗をかくのでタオルがあるといいです。
・ゴミ袋
ゴミ箱がないので、自分で出したごみは持ち帰る必要があります。
ゴミ箱を持っていくと便利です。
・昼食+行動食
昼食はエネルギーとなるおにぎりとかがあるといいですね。
カロリー消費が激しいので、力になるものを持っていきましょう!
休憩所でも購入はできますが、値段が高いので持っていくのをおすすめします。
行動食は、塩分や糖分を補給できるものをもっていくとよいでしょう。
・日焼け止め
日焼けが気になる方は持っていきましょう。私は定期的に塗りなおしていました。
・酸素スプレー
私は持っていけなかったのですが、絶対あった方がいいです!
傾斜が急で息切れをする+酸素が薄くなる ので、酸素スプレーがあるといくらか楽になります。登山がきつすぎるので持っていくのをおすすめします◎
当日の服装
・帽子
日照りがすごいので帽子は必ず身に着けた方がいいです。
・サングラス
私は常にサングラスを着けていました。眩しいので持って行った方がいいです。
・登山靴
絶対に登山靴を履いてください!足元はずっと溶岩でごつごつしているので、登山靴じゃないとキツすぎます…。
・服装(上)
Tシャツ+シャカシャカの羽織り+シャカシャカトレーナー
→基本これで登山しましたが、山頂は風が冷たすぎてこの上にマウンテンパーカーを着ました。
※Tシャツ1枚になることは絶対にないです。5合目から寒いです。
・服装(下)
運動用パンツ+運動用シャカシャカズボン
→運動用パンツを履くと足が動かしやすいのでおすすめです◎
運動用パンツの上には何を履いてもいいと思います!
・トレッキングポール
私は持って行かなかったのですが、8~10合目と下山ではきつ過ぎて友人のトレッキングポールを1本かりました。
特に下山では傾斜がすごいので、冗談抜きで転倒する可能性があるので、絶対もっていくのをおすすめします。
汗を大量にかいて、冷たい風に吹かれるので体力が落ちて体温が急に下がります。
なので、できるだけあたたかい恰好をするようにすれば安心です◎
富士登山は驚くことに、小さな子どもから高齢の方まで年齢層は幅広くいました。
小さいお子さんや高齢の方がいる場合は、万が一の転倒に備えてヘルメットを準備しておくのもおすすめです◎
公式サイトにも、準備するものについて紹介されているので事前にチェックするようにしましょう♪
富士山には4つの登山ルートがある
富士登山ができるルートは、吉田ルート・御殿場ルート・須走ルート・富士宮ルートの4つがあります。
それぞれ特徴があるので、詳細は公式サイトから確認していただければと思います。
富士登山のルート比較サイトもありましたので参考にしていただければと思います!
今回私は、一番過酷な富士宮ルートを登りました!
日帰り登山であれば、最短ルートで傾斜がすごい富士宮ルート一択ですね…(;´∀`)
富士宮ルートの所要時間は、登り約5時間、下り約3時間半と言われています!
富士宮ルートの特徴
- 4つの登山ルートの中で一番高い標高から出発
- 登山者が吉田ルートに次いで多い
- 登山道と下山道が同じ
(ルートを間違えにくい、混雑時は譲り合いが必要) - 傾斜が急で岩場が多いため、高山病のリスク、体力的にきつめ
- 足場が悪く、滑りやすい場所もあるため、要注意
- 下山時は、急な傾斜なので膝への負担が大きい
【富士宮ルート】富士登山当日の流れ

①水ヶ塚駐車場に到着
まず、水ヶ塚駐車場に朝5時前に到着しました!
早めについたと思ったのですが、意外と車がたくさん留まっていたので早めに登っている人も結構多いのかもしれないですね。
②富士宮口五合目までのバスへ乗車
水ヶ塚駐車場には、富士宮口五合目までのバスが出ているので乗車しました。
往復で2,400円くらいしたのでびっくりしました…笑
③富士宮口五合目に到着
約30分ほどバスに揺られ、6:00頃に富士宮口五合目に到着です!
外にでると思っている以上に寒くて驚きましたΣ(・□・;)
半袖だときついかもしれないですね。。

④富士登山開始
6:15頃登山開始!
始めは順調でしたが、傾斜で体力が奪われて7合目あたりで既に弱音を吐いていました…。
休憩所で出会った70代の男性に、「8合目から高山病になる人が多いから息をしっかり吐くといいよ」と言われ試しながら登っていたら思ったより楽になったのを覚えています!
すごい呼吸がしやすくなった気がしました。
9合目には9:30頃到着しましたが、足の疲れと頭痛に襲われていました…。
酸素スプレーがほしいと強く願ったのはこの頃からですね笑
⑤富士山の頂上
12:00頃に頂上へ到着しました!
今までの傾斜のすごい岩山を登ってきたと思うと達成感でいっぱいでしたね★
↓ こちらは、富士山の山頂のくぼみです ↓

富士山の楽しみ方として、山頂をぐるりと一周するお鉢巡りというのがあるそうです。
約1時間半~2時間程度で山頂を一周できるそうなのですが、私にはそんな体力は残っていませんでした…笑
富士山に登ったら記念撮影をとりたくなりますよね♪
近くに富士山山頂剣ヶ峰の石碑があるとのことで、記念撮影を撮ろうと思ったのですが、場所を知ったときは絶望しました。
↓ こちらの壁のようにそびえる斜面を登らなくてはいけないというのです…。↓


頂上に着いたと思ったのに、こんな罰ゲームのような傾斜を登らなくてはいけないのかと辛い気持ちになりました笑
この傾斜を登るときも下るときも常時転げ落ちそうで気が気じゃありませんでした。
近くの人を尊敬の眼差しで見ていたのを覚えています笑
無事、石碑の前で写真を撮り下山しました。

⑥富士山の下山
下山が辛いと友人は言っていましたが、個人的には登るより断然楽でした。
下山の後半は足がガクガクでしたが…。
下るときにこそトレッキングポールは必須だなと思いました。
傾斜がすごいので、トレッキングポールを駆使して下らないとケガをしてしまうかもしれません。
私は友人に1本借りて下山しましたが、富士山には必須だなと思い知らされました。
富士宮口五合目に到着し、17:00に出ていたバスに乗車して駐車場に着きました!
富士宮口五合目からの最終バスは18:00だったのでギリギリでした。
日帰り富士登山はこんなに過酷なのかと思い知らされました、さすが日本一ですね。
念願の夢!富士登山をしての感想

私は何年か前からずっと「富士山に登りたい!」と言ってきました。
もう20代後半にもなると一緒に登ってくれる友人も少なく、一緒に登ってくれた友人には感謝しかありません!
私は自然が好きなので、山にドライブに行ったりキャンプ、登山などは心惹かれるのですが富士山には緑がほとんどなく驚きました笑
富士山は火山というのと標高が高いというのでほとんど生き物は育たないのかもしれません。
溶岩ばかりで足元は全部ゴツゴツしていて、常時見える景色は同じで開けた景色と登ってきた道、登る道だけ。
登山の楽しさは、植物や生き物などの自然を感じて、たまに見える開けた景色を観た時の感動だと思っていた自分には富士登山は衝撃的でした。
登頂してもいままで観ていた景色が映り、不思議な感じがしたのを覚えています。
途中から弱気になっていた私は、周りをみる度に励まされました。
自分よりも体力や筋力がない方や、年を重ねた人、小さな子ども、海外の方もいて、もっと頑張ろうと奮い立たされました。
夢にみていた富士登山がこんなに近くて、手を伸ばせば叶いそうなものだったんだと実感しました。
夢は自分の中で大きくなって、遠く感じてしまったり、遠ざけてしまっていて、意外と行動してみると近くにあるものなのかもしれませんね。
「目標」「夢」という言葉は、少し遠くて手に届きそうで届かなそうな印象がありますが、自分の行動次第でいくらでも手に入れられるんだと身をもって感じました。
行動あるのみ
コメントを書く